流れ草の唄

妻も子供も ある人に
すがりついては あきらめて
ひとり酒場で みれん酒
帰っちゃ来ない それでもいいの
私が いけないの

気まま気まぐれ 咲く花は
パッと咲いては 散ってゆく
知っていながら みれん酒
妻にはなれぬ それでもいいの
独りで生きてゆく

恋の傷さえ 夜更けには
たまらないほど 痛むのに
酔えばなおさら みれん酒
苦しいものね それでもいいの
あなたを忘れます
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