終着駅のない女

あたいのような あばずれを
貰ってくれた やさしい人の
かわいい妻になるんだと 言っていた
けなげな君の 面影が
輪島の町を ゆきすぎる

山より高い 波が立ち
夜空に砂が 泣いてる夜は
さすらい癖が目をさまし 辛らいのと
淋しい便り くれたのは
三年ばかり 前だった

輪島の町の 朝市は
売り子の声に しらじら明けて
君の名呼べどかえるのは 波ばかり
_になって 翔んだのか
終着駅のない女
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