夜を駆けて

Night やるせなく冷たい 青春のビートが
Night 稲妻のように 全身(からだ)をつきぬける
Night 立ち並ぶアパートの 窓辺にこぼれる
Night 灯(ともしび)背を向けて 闇へと駆けだす

Oh Night 光るアスファルト
Oh Night 夜露に濡れて
星くず 俺を誘う

Night ガラスの真実 砕け散る幻
Night 生きてゆく為の すき間を狙って

Oh Night 夜の片隅で
Oh Night 狂ったゲームに
命まで 賭けたあの頃

本当は震えていたんだ 死んでもいいと思いながら

Night 油にまみれた 皮ジャンパー抱きしめ
Night 泣き叫ぶアイツを 聞き流す肩ごしに

もう走らないでと
Oh No 何故走るのと
誰にも わかりゃしないさ

あの時震えていたんだ 怖くてたまらなくて
本当は震えていたんだ 死んでもいいと思いながら
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