ORANGE

空は黄昏透き通る 二人歩く 違う歩幅繰り返し

寂しい顔して 明日を拒んでも 運命に抗い 命を燃やすんだ

オレンジ色の光が 貴方の事 連れて行ってしまいそうで
あたしは小さく息を飲んで 見つからない様に 呟いた

夢見てた 約束した未来 笑うのなら 神様だって許さない

貴方の為なら 傷ついたっていいよ だから最期まで 隣で眠らせて

独りじゃ生きていけないと 本当は泣いてしまいたかった
貴方は何か言いかけて またそんな顔して笑うんだ

貴方が居ない世界で あたしはまだ こうして息をする
願ったって叶わないけど もう一度だけ

オレンジ色の光が 今日も優しく 命を包む頃
思い出す 二人で生きた 確かな季節を さよならは 言わないよ
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