トラベシア

遥か 遠い国の夢は 幻か
憧れ ひきつれて 船出する
潮の満ちた 海に長い橋をかけたら
もうすぐ コルコバード 辿りつける

優しく あふれる太陽に
何もかにもが 恵みを受けて
風が巻き散らす ヴァニラの香り
僕の求めた 幸福の国

熱い汗のしみついた 黒い大地
“溜息”つきながら 歌っている
それは 僕の心の鼓動と一緒さ
悩みなど ファベラードは 背を向けてる

歓び つかめた その日から
雄々しく育った 樹に登り
嵐が残した 雲のかけら
僕は集めて 胸に抱く……

遥か 遠い国の夢は 幻か
憧れ ひきつれて 船出する
潮の満ちた 海に長い橋をかけたら
もうすぐ コルコバード 辿りつける
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