夕焼けを見た

流星がこぼれるように願う間もなく暮れていく街
思い出は優しいから新しい靴を履けないままでいる

カレーの匂いがした 懐かしいような 遠くへ来たような
なぜだか泣きそうになる 帰り道をなくしてしまったような

橋を渡ろう
約束すれば果たせると思ってた

明日さえいらなくなるような夕焼けがありました
ここにあなたが居てくれたら後はどうでもいいや

本当に言いたいことと言って欲しいことは違わないはずなのに
愛してはほどけていく 結び方を忘れそうになる

夢を見てた
知らない空は高く飛べる気がした

涙さえ忘れてしまうような夕焼けがありました
今、この胸が脈打つのは心臓だけのせいじゃない

今日一日を生きた 何もなかった
けど自分を褒めたくなった
あなたにそばにいてほしい

明日さえいらなくなるような夕焼けがありました
ここにあなたがいないことは何もないのと同じ
明日さえいらなくなるような夕焼けがありました
ここにあなたが居てくれたら後はどうでもいいや
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