最後の贈り物

他愛ない冗談で笑わせてたあのころ
思い出すよ
『おめでとう 幸せに』 はしゃぐ君は
まるで僕の気も知らずに
あぁ本当は『誰にも渡さない』そう
一言いえたなら そして…
遠く届くことない場所へ
君を連れて行く それは僕じゃない
春には春の花咲くように
見守ることが もう最後の贈り物

忘れたい 忘れない どんなことがあっても
変わらないよ
このままで いい人で せめて君の
思い描く僕でいるよ
あぁまだ季節浅くかなわない夢
一人見続けてた そして…
暖かな愛でいつまでも
君を抱きしめる それは僕じゃない
春には春の風吹くように
淡い思いをはらはらと散らしてゆく

遠く届くことない場所へ
君を連れて行く それは僕じゃない
春には春の花咲くように
見守ることが もう最後の贈り物
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