言の花

僕は君の影を追いかけてた
あの日よりずっと
僕は二十四時の枕元で涙落とす

もしも君の心のかけらを
手に入れられたとすれば
それ以上は望まないと‥‥
ただ今でも胸に居るのはなぜでしょうか?

綺麗な君にしたためた花言葉
ただ胸に抱き泣く僕は馬鹿ですか?
まだ花は夢の中
瞳に映る君は霞んだ空の向こう
心の奥に実った蕾
君に伝えられなくて
ひらひら重ねた心ひとつずつ包んだ小百合
ひとり見つめる夜

君よ運命(さだめ)であれ 言い聞かせた
去り際にそっと
君は二十四時の遥か先で光残す

もしも君に心のすべてが
見透かされてたとすれば
想う事も無駄じゃないね
ただ愛する人を愛しちゃ駄目でしょうか?

綺麗な君にしたためた花言葉
まだ胸に抱き泣く僕は馬鹿ですか?
悲しみは愛の殻
ひとえに満ちる気持ち 結んだ口の向こう
心の奥に実った蕾
君に伝えられなくて
ひらひら重ねた心ひとつずつ包んだ小百合
いつか咲かせると

美しい恋は淡く白くて白く

触れる事さえ出来ず怖くて見とれていたんだ 君に

綺麗な君にしたためた花言葉
ただ胸に抱き泣く僕は馬鹿ですか?
まだ花は夢の中
瞳に映る君は霞んだ空の向こう
心の奥に実った蕾
君に伝えられなくて
ひらひら重ねた心ひとつずつ包んだ小百合
ひとり見つめる夜
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