朝7時、空港にて

このままあなたと暮らしたら
今までの私をぬけ出せない

いやなんですそれだけは
わかってください

今日からひとりで歩きます
まっすぐに足もと見つめながら
突然すぎたさよならを
許してください

午前7時の朝の空港は
哀しいくらい碧い空
抱きしめられて何も見えなかった
そんな昨日が今は懐しい

何もなかった顔をして
ひき返すことだってできるけれど
こんな別れ選ぶのは
ぜいたくでしょうか

あなたのぬくもり想うたび
ふりかえる心を叱る私
白く光る滑走路
まぶしく呼んでいる

午前7時の始発便に乗る
私をどうかさがさないで
それぞれの道 そうよ明日からは
さよならあなた ひとり旅立つの

何かが待っている碧い空
私は自分に賭けてみたいの
こんな別れ選ぶのは
ぜいたくでしょうか
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