レミングス

いつまで続くこの道は
いつまでだって続くさと
高円寺の地下街で君は言う
望んだ未来へ行けた事なんてない
今の幸せが心地良い

声を届かす事が
一つ生き甲斐だったな
今も変わらずにあると
幾つ踊れば言い切れるのだろう

変われぬ僕を見つけては
変わらないなと笑うけど
あの日の君が僕を留めている
抉ぐられた心の臓歌うラブソング
ずっとずっと奏で続けると誓おう

思い出と言う名前がついた時に
全てが過去に変わり消えて行った
何を言いたかったのかなんて
知る由もないよ
ただ必要だっただけ
ただ笑ってたかった
ただそれだけなのにな
この寂しさもいつか消えてしまうのが
それだけが嫌なのに

単純な僕らはいつでも
曖昧な言葉に騙され見てた
いつかの日を
簡単な事なんてなくて
何回も繰り返し挫折して来た
楽しむように

声を届かす事が
今も生き甲斐なのさと
恥じる事なく歩いた
いくら歳月重ねたって
変わらないな 君も同じで

網膜に張り付く君の声へは帰れずに
365回転のワルツを奏で跳ねるようだ
明日を探すふりが下手な
僕の手を握り引っ張った
5人の細胞から抱きしめよう
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