馬籠宿 (木曽節入り)

木曽のナーなかのりさん
木曽の御嶽さんは ナンジャラホイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ
ヨイヨイヨイのヨイヨイヨイ

思い切る気で 来たものを
またも未練が 先回り
あなたの手枕 恋しくて
いつまでも眠れない ひとり寝は
木曽は山中 馬籠宿

なんで聴こえる 足音に
更けて降り出す 時雨まで
あんなに泣き目を 見たくせに
裏切りを憎めない 意気地なし
女ひとりの 馬籠宿

恋に区切りを 付けなけりゃ
ひとり歩きは 先の先
あなたと作った 想い出を
置き去りに発(た)つつもり 夜明けには
木曽は山中 馬籠宿
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