春、奏で

咲き出した 4月の鼓動に別れ告げ
いつしか時はまたそっと動き出した
舞い散る花びらたちに心を映しては
またどこかで僕ら笑いあう物語を願っている

奏で行く今はここで
繋がっていたい共に見たい最果てがある
移りゆくときも超えて
あなたに誓うは確かにこの胸に宿りし愛

いつの日にもぬくもりは大きくて見えない
あなたが強くあった訳が
今ならわかるような気がする

偃月をなぞるように
心を空けてはあなたの笑顔浮かべています
遥かなる空のように
大きく優しく強くなれる
どうか聞いてて

僕らは夢の跡先なんかじゃない
希った道の途中
あなたがくれた運命を燈を
悔やむよりも
もっと掻き抱きしめて

奏で行く今はここで
繋がっていたい共に見たい景色があるから
奏であう今もここで
あなたに歌うは確かにこの胸に宿りし愛

僕らは夢の跡先なんかじゃない
希った春、奏で…
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