花に嵐

おとぎ話のような
ハッピーエンドなんていらない
運命的な出会い
君は初めから気づいてたね

三日月の夜だった
ゆらゆらと揺らめく 恋模様
熟れた果実の様な
君の唇に熱いキスをした

何もかも全て壊れてもいいと
歪んだ心を二人重ね合わせ
どうしようもなく会いたい熱が
溢れて焦がれる黄昏時

花に嵐を踏み越えた先で
サヨナラだけが人生だとしても
何度でも必ず君を見つける
一緒に見た夢の続きを見に行こう

時計の針が語る
視線絡まり合う 愛模様
朝焼けのパラダイス
離したくないと強く抱き寄せた

背徳の中で味わう甘美
これまで見ていたモノクロの景色に
もう戻れない戻りたくない
愛しさ零れる宵闇時

月に叢雲見つめたその先で
サヨナラだけが人生だとしても
何度でも必ず君を抱きしめ
一緒に夢を見る世界へ旅立とう

花に嵐 月に叢雲
サヨナラだけが人生だとしても
何処にいても必ずさらいに行く
そこで待っていてよ
二人で逃げ出そう

花に嵐 月に叢雲
サヨナラだけが人生だとしても
君のいない世界なんていらない
一生一度の恋
永遠に続く愛
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