小さなころから

空が高かったからなぁ
澄み切っていたんだ
校庭から見上げて時を忘れた

チャイムの音が鳴れば
すぐ変わった世界
早くこの教室から飛び出そう

思い出せないかな
遠くなったのかな
意味のないことが意味のある世界さ

どうしたって僕たちは誰かを愛さずにいられない
白いキャンバスに描いていた
それは夢じゃなくていい
誰だって必ず持っているはずの宝物だよ
もう戻ることはできない

夕焼けに響いた5時のチャイムが
太陽が沈みゆく金色の海が
蹴り続けた石が消えたマンホールが
見えないものを見ようとしていた夜空が

何回も君のこと
助けてきてくれた
闇を照らしてる消えやしない光

どうしたって僕たちは誰かに愛されず生きられない
受け止めきれなかったこと気づかずにいたことも
誰だって必ず持っているはずの宝物だよ
もう戻ることはできない
いつまでも変わることなく
君のことを温めてる
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