AIR MAIL

手紙を書いてるホテルの窓に
近づく夏の光がゆれます
あなたと別れたあれは三月
花屋の窓が明るくなる頃

あなた今でも愛してくれますか
私のことを忘れませんか

さよなら、春の日 燃えたつ夢
季節は変った
ふたりの愛は二度と もどることはないわ
さよなら、春の恋人

あなたにもらった記念のペンで
ふり向く文字を書いてはみたけど
私は手紙を千切って捨てます
まぶしい空へ小雪のように

恋はいつでも悲しい出会いです
会えばかならず別れがきます

さよなら、秋の日 ふたりの愛
季節は変った
花咲く朝の光 胸に閉じたままで
さよなら、春の恋人
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