NERVE

歩道橋の上から見おろす 午後のきまぐれに
見なれた車が通りすぎる
フロントガラス顔も映らず 光りがはね返る
でもなぜか君とわかるよ

秋風吹いた後 こんな偶然が今になって訪れる

叫ぼうとして… もう諦めている…
聞こえないよ… 誰がそう決めた…?

勇気一つで取り戻せる過去もあると言うのに
都会のさえずりにのまれているのは この僕…

歩道橋に手をかけて見れば 河の流れに似てる
情けない姿 映さないで
乾いた恋ぐらいが 僕には優しいと知らずに
飴色の瞳くすんでた

秋風吹いた時 ひらひら落ちてゆく 色づいた恋も枯れて

欲しいくせして… 背中向けている…
愛せないよ… 誰がそう言った…?

勇気一つで呼び戻せる自分いると言うのに
都会のうたかたに眠らされている この僕…

秋風吹いた後 今更 暖かい物などは何処にもない
叫ぼうとして… もう諦めている…
聞こえないよ… 誰がそう決めた…?

勇気一つで取り戻せる過去もあると言うのに
都会のさえずりにのまれているのは この僕…
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