雨の記憶

雨の音で目覚めた 一人ぼっちの朝
貴方がいない部屋で 一人飲むコーヒー
手を延ばせば届いた 小さな幸せも
連れていってしまった 雨、雨、雨…
教えて貴方二人の暮しに 嘘はなかったはずよ。
雨の匂いに抱かれて もう少し眠るわ

愛し合ったあの夜も なぜか突然雨
唇ふれただけで 信じ合えた幸せ
窓の外はもうすぐ 秋も終わる気配
枯葉さえも泣いてる 雨、雨、雨…
教えて貴方一人の生き方 どうか教えてほしい。
雨の匂いに抱かれて もう少し眠かせて

教えて貴方雨はいじわる 愛の記憶を消すの。
なぜかそれでも私は この雨が好きです
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