拝啓クソ旦那様

作り置きのお茶
1ミリだけ残し冷蔵庫に入れる

食べたら食べっぱなしだし
服脱いだら脱ぎっぱなしで

洗濯かごにあと数センチ
パンツがいつも落ちている

空になったボディソープも
トイレットペーパーなくなっても

君はいっつも知らんぷり
私がいっつも尻拭い

会社から帰ってきた君は
あんまり私と喋らない

あいらぶゆー
あいらぶゆー
2人の賞味期限切れちゃったの?

あいらぶゆー
あいらぶゆー
「ねえ」じゃなくて
私、名前あるんだよ

そろそろ法律化しては
いかがでしょう?
偉い人たち
桜みてる場合じゃねえんだ
こちとら余裕がありません

ひとつひとつは
些細でも
毎日毎分続いたら

私可愛くいられない!
不本意ながら強くなったの

君が名前を呼ばないと
私はこの世にいないみたい

あいらぶゆー
あいらぶゆー
油断するなよ、私消えちゃうよ?

あいらぶゆー
あいらぶゆー
「消させない」
なんてこんな時だけさあ!

スマホなんか捨てなよ
それよりさ
コンビニ行こうよ
クロックス履いてさ

あいらぶゆー
あいらぶゆー
2人の賞味期限切れちゃったね

それでも君を選んだの
終わり行く日々を君といたい

あいらぶゆー
あいらぶゆー
そんな私健気で愛しいでしょ?

あいらぶゆー
あいらぶゆー
だから時々は手を繋いで

お揃いの夢で眠りましょう!
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