窓に射す光のように

歳をとった 夢はいつか叶う時が来ると思っていた
君もいつか大人になって 残せるものを探している

変わってゆく街を見てた 失うことに慣れていった
君もいつか誰かのように 愛することを学んでゆく

それは窓に射す光のように
隔てる心を通り抜けてゆく
いつか帰る場所 その陽だまりに
少し近づいてまた離れて

輝いてた日々をいつか 懐かしんだ大人のように
変わり過ぎた僕らはただ 恥ずかしさを隠し合った

流れてゆく時の中で 大事なことに気づいていた
僕らいつかもらったもの 返せるように笑ってゆく

それは窓に射す光のように
凍える両手を優しく溶かす
いつか帰るまで この陽だまりで
少し休んだらまた歩こう

それは窓に射す光のように
隔てる心をやさしく溶かす
いつか帰るまで このひと時は
もう少しだけここにいさせて
もう少しだけここにいさせて
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