もっと

崩れてきそうな星空の景色は終わりの来ない旅をしてるように
嫌いだけど終わると短い夏のようだ

軌道に乗った雲と同じに
僕らは大人になっていく
些細なこと傷ついたことに大事なことを消していくんだな

強くなりたいなんて願っても
君が今目の前にいないと意味がないかな
もう戻れることなどないと思うけど

ねえもっともっともっと君にあげれたなら
全部全部全部やり直せたなら
話がしたいよ声を聞きたいよ
そんな簡単ことさえもう叶わないんだな

今になって口に出した君への約束は
時間が経ってうやむやにしてたな言ってくれたらいいのに
なんて自分勝手な言葉ばかり止まらない僕だから
子供のまま大人になって向き合うことに逃げたことに
今になって気付いたから

もっともっともっと君にあげれたなら
全部全部全部やり直せたなら
話がしたいよ声を聞きたいよ
そんな簡単ことさえもう叶わないから
もっともっともっと素直にいれるように
もっともっともっと傷つけないように
今ならできるなんて思っちゃうんだよな
君と腰掛けたベンチで見上げる夏の夜に
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