告白とスニーカー

“真っ白なこのスニーカー
憧れのブランドだった
高かった
一生汚さないでたいなぁ”

真っ新な君のスニーカー
浮ついてた花の季節
恋に明日(あす)に ただ期待ばかり寄せてた

なにもかも変わるんだと思ってたけど
案外そんなことなかったね

告白用の言葉を
埃かぶらせてしまわないよう
いつも通りのカンバセーション
いつもと違うこと話そう
わたし少し勇気出すよ これから

“真っ白だったスニーカー
三ヶ月でくすんじゃった
変えようか
一生なんてやっぱ無理かぁ”

真っ黒な髪を染めても
抜け切らないあの日のふたり
ちょっとだけむず痒くて嬉しい

ほかにもっと素晴らしいひともいるけど
今のところ君がいいの

告白用の言葉を
とっておきすぎて失くしそうよ
何度もつぐんだワンワード
何かを変えてみたくて
わたしすごいわがまま言う 今から

時代が動く

振り返っても夏が来る
わたしたちはときめきも忘れてゆくの?

告白用の言葉を
埃かぶらせてしまわないよう
いつも通りのカンバセーション
いつもと違うこと 今

告白用の言葉を
とっておきすぎて失くしそうよ
何度もつぐんだワンワード
いつもを変えてもいいかな
君にすごいわがまま言う 今から
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