orion

オリオンが踊り照らす夜のランプを
君と二人見上げながら朝を待つふりをしてた
音もない公園だけど君の声が小さくて
聞き返すけど何もないって
実りない言葉を交わしてた
さりげなさがでてこなくて
肩を抱く隙間もないな
待っているのか照れているのか
ずっとわからないまま
二人夜にまぎれてキスをしようよ
僕らに灯るひとつだけの
街灯の下愛だけで包もう
言葉もいらないから
優しい声の君のままじゃないから
すれ違って浮つく夜を
迎える日もそりゃあるけど
きっと大丈夫だよ根拠はないけど
夜に映る星もひとつひとつ消えていく
「もう帰ろう」に辿りつかぬよう

腕の中閉じ込めてた

僕のブランコの後ろにまわり
二人同じリズムで揺れていた
恋が愛に変わる瞬間が
嘘みたいだけどわかった気がするよ
二人夜にまぎれてキスをしようよ
僕らに灯るひとつだけの
街灯の下愛だけで包もう
言葉もいらないから
この先今日が幻に変わって
隣同士に慣れてしまっても
この甘い日を思い出そうよ忘れないでよ
オリオンに照らされた今日の二人を
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