上海エトランゼ

波の間に間に 月のしずく
夜の航海 甲板に 夜風も涼し

絹の手袋 軽く噛んで
さっき出会ったあの人を
デッキで待つの

星の雨に打たれながら
見つめあったとたん ai-ai-ah
遠い記憶 くすぐるよな
デジャブ 感じていたの

ハイカラなステップで
私を口説いて ai-ai-ah ai-ai-ah
上海エトランゼ
どうか名前は聞かないで
南洋に着くまで

恋をめしませ 甘い恋を
わずかな時差とシャンパンに
かかとすくわれ

少し乱れた 胸の振り子
愛しき君のその指で やさしく止めて

彼の肩にもたれながら
白い夜明け見てる ai-ai-ah
朝が来れば覚めてしまう
夢を見守るように

ハイカラなステップで
私を口説いて ai-ai-ah ai-ai-ah
上海エトランゼ
どうか汽笛よ泣かないで
別れがつらいから

どうか汽笛よ泣かないで
別れがつらいから
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