さよならギャルソン

覚えているのよ あなたの部屋を
はじめてたずねた 雨の土曜日
私を見るなり 風をひくぞと
大きなタオルで
抱きしめてくれたでしょう
そして今 同じ部屋で
同じ窓で 同じ雨を見つめてるのに
幸せは続かなかった
あのひとが 現れてから
ねえ やめて 抱きしめないで
もう私 迷いたくない
さよなら ギャルソン 愛していたわ
さよなら ギャルソン 哀しいくらい
あなたの知らない 私にだって
なれるの
グッバイ・ギャルソン
グッバイ・ギャルソン

不思議な話ね そうよ昨日まで
あなたに賭けてた 私なのに
冷たく優しい 雨のベールが
私の心を ぬり変えてしまったの
そうよもう 同じ顔で
同じ胸で 同じ夢を見ることはない
何もかも わかっていたの
あのひとと 暮らせばいいわ
ねえ やめて くちづけなんて
もう私 迷いたくない
さよなら ギャルソン 愛していたわ
さよなら ギャルソン 哀しいくらい
優しいだけで 何もできない あなたに
グッバイ・ギャルソン
グッバイ・ギャルソン
グッバイ・ギャルソン
×