頼りにしてるぜ

神様御慈悲を

空気が濁ってきたぜ
腰抜けが街を汚してる

他所者の俺はいつも落ち着かねえ
寝ぐらを探してさまよい歩く野良犬の様

連れはいつのまにか離れ離れさ
俺はといえば十字路のど真ん中

奴に祈りを捧げたい気分だぜ
跪いても言葉も浮かびはしないのさ

頼りにしてるぜ兄弟

部屋で過ごすならイカす女と酒が必要さ
それと、あれも

マッチ売りの少女よ無駄遣いはやめてさ
早く側に来て俺のマッチを燃やしてくれよ

頼りにしてるぜあの子を

震えがくるぜ
そうさ悪い予感さ
絶望も希望もたいした違いはないのさ
気まぐれに笑うのさ
心の奥深く潜り込むのさ
底へ…底へ…

頼りにしてるぜ
頼りにしているのさ
頼りにしてるぜ兄弟

これからも
いつまでも兄弟
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