トニック・ラブ

グラスを傾けて
言葉も飲み干した

二人には触れない
凍らせたいくつもの

夜が止まりそうになった瞬間
溶けた氷が落ちて

出会った頃のように
今はもう話せない

間違えたわけじゃなく
凍らせたいくつもの

夜が止まりそうになった瞬間
溶けた氷が落ちて
夜がいつも通り過ぎてゆくのは
それも悪くないから
×