誰も愛せない

人の眼を気にしたら
誰も愛せない
ためらいをはさんだら
誰も愛せない
広い世の中に ふたりぼっち

あなたのために 私は生きる
あなたのために 私は生きる
すべてを賭けて――

幼いながら 妻と呼ばれる
喜びにこの胸を 弾ませて

年の差を気にしたら
誰も愛せない
疑いをはさんだら
誰も愛せない
広い世の中に ふたりぼっち

あなたの胸で 私は眠る
あなたの胸で 私は眠る
躰を寄せて――

幼いながら 妻と呼ばれる
倖せを大切に 噛みしめて
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