ヤバイ…

見え透いた 優しい嘘の
なぐさめは やめてくれ
黙って店から 出ていけばいい

好きだった 薄めのルージュ
重そうな くちびるに
別れの言葉が こぼれて消える

ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう
ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ
外は雨 傘もない アァ…

淋しいと こぼした涙
気づかない フリをした
最初も最後も 悪いのは俺

気の抜けた ビールの泡が
ひとつだけ 揺らめいて
愚かな未練を 冷たく笑う

ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう
ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ
午前2時 店もない アァ…

ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう
ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ
ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう
ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ
外は雨 傘もない アァ…
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