あいだ

眩しすぎる太陽と
裏腹に空虚な朝
何かをしていなければ
正気でいられないんだ

少しずつ心が離れていく感覚に敏感で
こんな日に限って勘の良さを発揮してしまう

飽きれる程にどうしようもならないから
都合の良いことだけ信じていたい
そんな日もあるさ

振り返るとどこにも私がいない
意味のない嘘で囲ったりして
いつのまにか他人を睨んでいる
煌々と照らしてくる太陽に懺悔する

少しずつ心が離れていく感覚に敏感で
こんな日に限ってあの人の声すら聞けない

つけすぎた香水に酔って
覆っていたものは偽物だったと知る

錯綜する日常は忘れることが増える

このまま消えてしまいたいけど
そんな訳にいかないから
あなたのこと思い返してさ
少しだけ前を向く
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