閃光

撃ち抜く現在 過去 未来
追い越すつもりで走った
叩き出す最高速度で
戻れない事をわかっていた

脚は止まっていた 君が霞んでいた
何も無いのは 俺のせいじゃないか

微かに見えた情景を 限りある俺の感情論で
静かに燃えた単調を 俺は変えていけるか
確かに聞こえた声は 戻れない俺の背中を押した
迫り来る恐怖絶望を 俺は超えていける

夕焼け染まる それは綺麗な
真っ赤な光を灯した
おまえの瞳に映るのは
現在 過去 未来 なんだ

脚が震えていた 撃ち抜けよ 想像を
目の前に立っていた 撃ち抜けよ 感情を

遠くに見えた情景が 近くに来てる気がしたんだ
もうすぐだよと絶望が 俺に囁いた
お前に聞こえた声は 戻れないように背中を押した
迫り来る恐怖絶望を お前は超えていけ

今から春を迎えに行く それだけでいい
今から俺を見ててくれ それだけでいい

微か見えた情景を 限りある俺の感情論で
静かに燃えた単調を 俺は変えていけるか
確かに聞こえた声は 戻れない俺の背中を押した
迫り来る恐怖絶望を 俺は超えていける
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