あの花のように

遠く鮮やかに夜を彩るあの花のようになれる気がした
きみとなら

キラキラと熱を帯びた夏の日差しに僕ら浮かされて
ドキドキのその向こうを見たくなったんだ 少し怖いけど

すぐに消えるようなものにこそ
眩さと強さを覚えてしまうから

今は朧げで小さな灯でも夏の魔法をカラダに纏い
鮮やかに夜を彩るあの花のようになれる気がした
きみとなら

ゆっくりと色を変える夏の終わりはどこへ続いてるの
止まらない時の中で色付き始めた僕らを連れて

「永遠」に届くような「瞬間」を
息継ぎもしないで泳いでゆこうよ

今も思い出に変わりゆくけど繋いだ手は離さないように
繰り返す季節を抜けてどこまでももう行ける気がした
きみとなら

いつか解けてゆく魔法も超えて
僕の光で未来を照らせるように

たとえ朧げで小さな灯でもひとつひとつに想いを乗せて
鮮やかに夜を彩るあの花のように光を放て 僕ら今

隣で笑うきみと未来へ向かうよ
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