LAST BIRTHDAY

根拠のない自信に僕は 愛をサボって
近過ぎて見失うとか ダサいイイワケして

生きる歩幅似てるなんて 笑い合ったけど
本当はちょっと無理して 合わせてくれてたんだよね

時々不意に 見せる笑顔の隙間に潜んでる
寂しそうな顔に 気付いていた筈なのに

君のバースデー
忘れる事なんて 出来やしないんだよ
君の好きだった ケーキに火を灯すから
吹き消してよ
ロウソクと一緒にさ 僕の中くすぶっている

未練も 後悔も 最後に君に送るよ
ハッピーバースデートゥーユー

部屋に貼られた幾つもの いつかの僕等
どれもこれも幸せそうで フィクションみたいだなぁ

僕だけのモノなんてさ 愚か過ぎるほど
自惚れた奴にはやっぱ 描いていた未来は来ない

君が誓った 「離れない」って約束に僕は
「絶対?」って問いかけてさ 「絶対だよ」って返して

僕のバッドデイ
364の それ以外の日が
たった 1日に 負けてしまいそうになる
かき乱すよ
奇跡なんて文字も 僕の中支配している
残像も 幻想も 行き場所無い感謝も込めて
ハッピーバースデートゥーユー

携帯フォルダ 笑う君ばかりが収められてた
画面に触れるだけで全て消せる筈なのに
唯一の繋がりをさ 断ち切れないままで

君のバースデー
あの日の約束に しがみつきたくなる
君はそんな事 覚えちゃいないだろうけど
伝えたいんだ
キリがないほどにさ 指も髪もその声も
匂いも 温もりも 呆れるほど愛していたんだな
ハッピーバースデートゥーユー
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