悲しみが消える頃

私に気を使い
はっきり言わないあなた
その優しさに甘えて
気付かない振りをしてた

きっと私の我儘で
側にいてくれてたけど
終わりにしよう耐えられないの
そんな顔をさせるなら

悲しみが消える頃には
私もきっと消えてゆくの
何もない私の中はもう
あなただけなのに

髪に触れる指の優しさも切ないから
もしもあなたに出会わなければ
よかったとさえ思うの

この胸がどうしようもなく
あなたをずっと求めてるの
行かないで 何もいらないから
ただ側にいてよ

終わりが近づいてく
離れたくないのになんてまた
困らせるのもわかってるから
言えないただ今日だけはまだ
最後にもう一度

この夜が明ける頃には
あなたもきっと消えてゆくの
さようなら 最後に笑って ねぇ
あの頃のように名前を呼んでよ
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