Colored Memories

それはきっと暗い闇の底で
朝を迎えるような不確かなもので

失われた両手にやどるのは
無機質な真実と忘れ得ぬ記憶

“あぁ冷たく翳る場所、あなたの声で導いて”

“寂しさ”も塗りつぶす真っ白な世界で
虚に染まる命 生きる意味求めるの

孤独に揺蕩う日常に
たったひとつ守りたかったもの
強く優しいエメラルド色
どこか憂げな瞳を

“愛してる”その言葉ざわめきを纏い
無感情だった色に 風がかけぬけ
“生きる”より“自由”より大切な物を
どうかもう一度
そばで 守らせてと願うのです

“知りたいその言葉を…愛してるの意味を”

それはきっとぬくもりに続いて
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