ふさわしい言葉

利口じゃない 利口じゃない 今しばし待っていて
もっと他にあるはず 相応しい言葉
君にただ解るように伝えたい 心のありさま

朝焼け 夕焼け 真昼の青空と
木漏れ日と月夜に 照らされた二人
ごく普通など無いよ どれもがかろうじての奇跡さ

喜びに抱かれていたいけど
悲しみが時折顔出すよ
そんなものさ わかってるんだ
それ故に君が必要なのさ

認めない 認めない 僕の諦めを
許さない 許さない 僕の二の足を
その瞳は淀みなく こちらの油断を見抜いてる

相当全てを賭けて臨んだよ
もうどうにもならないかと思ったよ
崖っぷちで羽が生えて
雲をすり抜けて青空へ

ひとの事ばかり 君こそどうなのさ
少しは心を預けたらいいのに
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