衛星

やるせないボロの真夜中
君の顔が浮かんだ
もしもし、いま大丈夫?
とりあえず久しぶりだね

誰もいない冷えたベットの上
君の声に耳をくっつけ
まぶたで天井をふさぐ
久しぶりな気がしないね

眠れない理由を語らなくていい
暗闇の中でひっそりと
衛星はふたりを見守ってる

他愛ない話の中に
君の姿が見えた
もしもし、まだ起きてる?と
君が呼ぶ夢をみてる
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