腕の中でしか眠れない猫のように

眠りが浅い
唯一見た夢は 君と喧嘩する夢
私は決して良い人じゃない

夜の帳が下りる頃には
猫のようさ
帰りを待っている
素っ気ないふりした態度で

傷つけた
雨の匂いが 頬を寄せ合うたびに
私たちいつも頑張っているね

夜の帳が下りる頃には
上手くできない 甘えたいけど
淡く遮る羞恥

真っ赤なギターに埃がかぶる
幼い頃に読んだ絵本の記憶は今も濃く
いつもちょっとそんな期待をして
君を待っている

夜の帳が下りる頃には
猫のようさ
腕の中でしか眠れない猫のようさ
夜の帳が下りる頃には
君に会える あと少しで
ねえ 悪い夢の話を聴いて
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