Birth

ねえ何度か夢を見たよ
美しく笑ってたね
錆びていく記憶は
最終の防波堤
遠くへさらわれて
きっと私たちは
まあるい消しゴムの角のように
少しずつ薄れていくの
綺麗な思い出だけを残して
そっと そうっと
離れていくの
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