エメラロタイプ

深く深くで静かに語る
遠い明日への憧れ 空洞に響き渡る

うまれたばかり 一輪の雫
いつか光に磨かれて星の色を映す
何も知らないまま
今は眠りに落ちていてね
目覚めの日まで

エメラロタイプ
冷たい土に埋もれ どんな夢を見ているの
秘められた想い抱え
浮かべた灯標のように 小さな煌めき
一匙燃やして

そっとそっと触れた 光の中枢
生きる意味全てあつめて
ベールに包んだみたい
何も特別ではなくて
目立たなくても
そこにあるだけでいい

エメラロタイプ
柔らかな陽に巻かれ どんな夢を叶えるの
秘められた想いあふれ
燃やした命たよりに 行く手を探そう

光が跳ねて
内側照らす未来のかたち 削り出していく
光のこだま 閉じ込めた体は
何と呼ぶだろう

エメラロタイプ
目覚めたての星の色
どんな夢も見られる
留められない想いは燃え続けて
遠い明日に焦がれる

エメラロタイプ
誰も夢を見て 憧れを追う旅へと行く
秘められた想い抱え
浮かべた灯標のように 小さな煌めき宿して
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