今日がずっと...

震えたその手も
溢れた泪も
いとおしく見える
二人だけの夜は

哀しい顔した
僕らの未来を
迎えにいく
それ以外に
この先はないのに

どこまでも続いていく
星空を信じても
ただひとつの約束も
叶わない
わかっているけど

“今日がずっと 今日がずっと
続いていけばいい”
と君は言う
それなのに 朝が来たら
見えないドアをそっと開けて
別々の明日へ
帰っていくの
温もりだけを置いて

消えない昨日を
忘れたフリして
強がってみせる
一人きりの朝は

繋いだこの手が
確かに覚えてる
君のすべて
いまもここで
優しく脈を打つ

いつの日か振り返れば
数えきれない星の
ただひとつに過ぎないと
言いきれるの?
わからないけど

“今日がずっと 今日がずっと
続いていけばいい”
と君は言う
それなのに 朝が来たら
見えないドアをそっと開けて
別々の明日へ
帰っていくの
頬を濡らして

誰もいない世界で
二人 生きれたら…
叶わぬ夢を見て
瞳を閉じる
このまま、このまま そばにいて

“今日がずっと 今日がずっと
続いていけばいい”
と君は言う
それなのに 朝が来たら
見えないドアをそっと開けて
何もなかったように
さよならするの
温もりだけを 置いて
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