わるふざけ

悲しみのようだ、おかしいな
傘を閉じてもまだ拭えない
おお、言葉よりももっと遠くへ!
ふざけてるわけじゃないけど

このまま黙っていたいよ
灯りのない町の隅々に
舌打ちのようなメロディが
僕の身体にしみてくんだぜ

いつまで黙っているんだ
古い本の下敷きになった
舌打ちのようなメロディは
実はとっくに病んでるんだぜ

反射するようだ、まずいな
傘を閉じたらもう戻れない
おお、誰よりももっと遠くへ
ふざけてるわけじゃないんだけれどもね
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