奇跡の彼方

染めた様な青空が
一粒の奇跡だとしても
ふたたび得たこの光景を明日へ続く旅路に

止められない時の中で
喜びを分かち合える友と 巡り逢えるように

ありふれたものでさえも
全て美しく映える
不思議な温もりを胸に 宿して

また描こう 奏でよう
ひとつひとつ息づかせて
あるはずのない続きならば 思うままに

染めた様な青空が
一粒の奇跡だとしても
ふたたび得たこの光景を明日へ続く旅路に

止められない時の中で
喜びを分かち合える友と 巡り逢えるように

そよ風に包まれたら
鳥や花は歌い出す
不思議な安らぎを胸に灯して

また生きて 始めよう
ひとつひとつ 色付けてこう
寂しさのない続きならば 高らかに

染めた様な青空に
一雫 夢を注いで
初めて見たこの光景も 明日へ続く旅路に

止められない時の中で
苦しみも分かり合える友と 巡り逢えるように

降り注ぐ光 歌うように蕾は開く
広がる大地に身を任せ この命に祝福を

染めた様な青空が
一粒の奇跡だとしても
ふたたび得たこの光景をいつまでも忘れないように

はみ出した運命さえも
手を取り合い歩める友と 巡り逢えるように
笑い合えるように
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