何処へ

読み人知らずの 歌のような
縁(えにし)の不思議を 振り返れば
愛し愛された日々
それが道標
人には心に決めた故郷がある
何処へと聞かれたら
答えは あなたの元へと

故郷へ帰る その時には
野菊を一輪 胸に抱いて
険しい上り坂を
唇噛み締め歩いてゆけば
突然ひらける景色
雲の切れ間に あなたの笑顔
強く生きろと言ってる
いつか悲しみも
想い出に変わるはずと
何処へ 風の問い掛けに
あなたの元へと
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