深い蒼の森

君の言葉たちが次へ連れ出してく
深い蒼が揺れたら 閉ざされた
過去へと行ける扉さえ

明日へ一歩進む 夜が知らないうちに
迷いのない時計の針 君は気づかない
太陽のように…

わたしの光を そっと抱きしめて
届きそうな羽 遠くへとゆくの
星空のレース纏った想いは
“この声をきいて…”何度も呼んだ
静けさだけ、響く

今日も歪んでいる 未熟な寂しさで
時はやがて 闇に染まる
彷徨う哀しみは 銀の波にとらわれて

誰にも見せない 痛みの宝石
捨てたふりをして 風を見送った
裸の心が 冷たくなってゆくの
消えてしまいたい 何もなかったみたいに
消えたいよ…

すべて失くしても 残った感覚
廻っては還る 運命のように…

わたしの光を そっと抱きしめて
届きそうな羽 遠くへとゆくの
星空のレース纏った想いは
“この声をきいて…”何度も呼んだ
静けさだけ、響く

君の言葉たちが次へ連れ出してく
深い蒼の彼方へ 吸いこまれてゆく
戻れない
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