それはまるで恋のような

愛だの恋だのよく知らないが
これは単純に正しくつまり
白くて丸いあったかい気持ちだ

君を見てると胸が踊るし
胸だけじゃなくて君と踊りたいし
後先考えずに君に飛び込めたなら

「いやだめだ」「でもいいじゃん」 天使と悪魔の囁き
解っちゃいるけれど それでも 鳴呼止まらない

君に堕ちたあの日から いつだって僕の中の
天使も悪魔も敵わないよ 君に見つめられると
苦くて甘い恋とも似てて 切ない味がしたんです
どこか懐かしい匂いがした

遂に君に触れた午前二時前
窓を叩く雨暫しの沈黙
驚くほど不思議 穏やかな気持ちだ

と思ったのも束の間サヨナラと同時に
聞こえてきたのは天使か悪魔か
いや待て冷静になれ どうかしてるぜ今夜
君を連れ去りたいなんて

ゆらゆらと 君の奥 落ちてゆく どこまでも

振り向いた君の影 足早に僕は去った
これ以上 もうこれ以上君を 泣かせないように

君の為ならなんだって 出来るような気がしているよ
嘘も本当も全てまとめて 君に伝えたいな

もしも

明日この地球が最後なんて どうしようもない危機でも
君のことだけは笑わせていたいし
こんなことしか言えないが 僕には君が 君が
×