Orca

透明でまだ名前のない夜明けを呼ぶように、在りたい。
忘却と罪を巡っては、あたらしい心で愛し合いたいだけ。

完璧な眠りは知らないままで、始まりも終わりも持たない波は深い青。

水面が形を歪めて、それでもなお見失わないもの。
暁光を越えたその先で、まだあなたは待ち続けている。
×