葉桜に乗せて

葉っぱだらけの通学路
長く続く白線の上を
落ちたらダメと進みながら
学校へ向かって行く

夕陽が差し込む教室で
居残りしてた私達
いつもより綺麗ねって
笑ってた

葉桜に思いを乗せて
時と一緒に歩んでいく
この葉桜が散る頃は
私はここにもういない

走り回り古びた廊下で
みんなと笑ったりけんかしたり
この毎日がずっと続けば
いいなと思ってた

落書きだらけの机も
嫌いな黄色の帽子も
想い出に変わる
朝起きるのが苦手で
毎日寝坊してばかりで
授業もききたくないけど
みんなに会いたくて

葉桜に夢を乗せて
私はずっと歩んでいく
この葉桜を見る頃に
ひとつ大きくなれますように
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