抱擁

星が降りてくる夜の話
君と作った電車のレールは途中で止まってるね

水が溢れてしまった
悲しい きっとこれは誰も悪くはなくて
ただ、ただ、

抱擁をまっていた 胸の中で
まるで私が聞き分けの悪い赤子のようにぎゅっと

二十二世紀の愛のかたち
月の光を忘れないで坊や からだは暖かい

年はまた明けていった
天井の角を見つめ 心を許したかったから
ただ、

抱擁をまっていた 胸の中で
まるで私が聞き分けの悪い赤子のようにぎゅっと

抱擁をまっていた 胸の中で
からだの中を流れる血潮 暖かいねぎゅっと
まるで私が聞き分けの悪い赤子のようにぎゅっと
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