パステージ

軋む車輪 燃料切れのアラームが響く
そのままで 進むしかないんだって
傍にありすぎて いつの間にか ボヤけた決意
少し 瞳閉じて

「僕は僕だ」 聞き飽きたトートロジー
叶わないと知ってからが 果てない旅路のスタート

PASS STAGE
いつかの君が手招く 希望への乗車券持って
未熟な個性 荷物は此処に置いていこう
直感頼りのストラテジーに 挫折を携えたなら
重く閉じた 扉が開くよ

明日への展望は 曇りガラスの向こう
「今を生きる」 気休めみたいなフレーズ
自分事のように感じる 誰かの叫びを
かき消すように 歌う

怖いくらいに 肥大したプライド
嘯(うそぶ)いた虚勢の世界 迎えに行こうか 今すぐ

PASS STAGE
磨けば光る窓辺の これを原石と呼ぶなら
信じてる 振り返らずに進もう
どっか足りないアンソロジーは 迷わず捨てれば良いさ
モノクロームの 未来を彩れ

ハローハロー
誓い立てた あの日の自分
澄んだ瞳の色 忘れないでいれたら
変わらないまま変われた 今日に 乾杯をしよう

PASS STAGE
いつかの君が手招く 希望への乗車券持って
未熟な個性 もうすぐ武器になるから
直感頼りのストラテジーに 挫折を携えたなら
重く閉じた 扉が開くよ
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