1970

午前10時58分鐘が鳴った
伝えたい思いが溢れた
白いシャツ胸ポケット血が滲んだ
暖かい笑みが溢れた

妬んでいるよずっと

美しくも儚く
愛されているという意識で
残酷になってる
この丘の向こう側
ずっと生きていけるから

光に背を向けて俯くと
自らの影に気付いた
皮肉が湧き上がって浮かんだ思想
半世紀後に託した

届いているよきっと

誇らしくも切なく
知識人という奴らに
芸術を見せつける
この街の向こう側
誰が生きていれるかな

この街の外には
僕らみたいじゃない人で溢れてる
だから僕ららしくありたい

美しくも儚く
愛されているという意識で
残酷になってる
この丘の向こう側
ずっと生きていれるから

届いているよきっと
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